ハワイのことば 〜クレアナ〜
- Mauna Ola
- 2022年1月13日
- 読了時間: 2分
お正月も、成人の日の連休も終わり、お子さんたちは学校が始まり、少しずつ日常の生活に戻ってきたのではないでしょうか?
真冬の寒さのなか、また日本海側から寒気が流れ込み、大雪に見舞われている地域の方々もおられますね。ぜひムリをなさらず気をつけて過ごして頂きたいです。
今日は私にとっても、みなさんにとってもきっと大事だと思われる、ハワイ語をひとつご紹介します。(^^)
「 Kuleana 」 クレアナ です。
直訳すると 「責任」 です。
責任と言うと、しなければならないこと、とか、義務など、外から与えられ 意思にかかわらずついてくるような意味にもなるかもしれません。
が、
クレアナは直訳とはニュアンスが少し違い、
家族や地域など、
その場での人との横のつながり
ご先祖さまや子孫などの縦のつながり
から、
自分が授けられた資質や立場は何か?
何が自分に求められているか?
何ができるか?
を見つけ貢献すること。
それは無理矢理ではなくて、
ギフトであり、
喜びを感じられるものだそうです。
使命、役割、ライフワーク、、、
そんな意味が含まれるのだと思います。
ハワイでは子どものころから、
クレアナは何かを考え行動する習慣•文化があるのだそうです。
子どもも、若い人も
「これは私のクレアナだよ。」という会話が普通にされるとのこと。
時には喜びだけではなく、乗り越える苦しみもありますが、自分のクレアナを誇りに思い、積極的にコミュニティの場で活躍されています。
私はいつのころからか、、、受け身体勢で与えられたらそれをする。
という、、、感じでした(-_-)
もしかしたら、自然と無意識に多少は
クレアナとなるものをしていたのかも、、
しれませんが、、、
コミュニティや自分の資質、
生まれた家系などのつながりから
クレアナを見つけるということを
知ってから
それは、わたしにとってはとても新鮮で、クレアナはなんだろうかと意識してみるだけでも、見えてくるものが変わってきました。
小さなクレアナも、
大きなクレアナも
あると思います。
時と場所によっても違うことがあると思います。
さてさて、
あなたのクレアナは何でしょか?

ロミロミの背景にあるハワイの言葉や
考え方、価値観から
視点を変えて今を見つめると
新たな気づきを得たり、あたりまえだったものがとても尊いものだと感じたりします。
また、ときどきご紹介していきたいなと思います。(*^^*)
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