春に想う
- Mauna Ola
- 2021年4月1日
- 読了時間: 2分
暖かい日が続いていますね。
アッという間に桜が満開になりました。あちらこちらで鳥たちのさえずりが、そして、
ちょっと早とちりなカエルの鳴き声まで聞こえ始め、蜂は忙しく花々の間を行ったり来たり。いっせいに植物、動物たちの目覚めを感じます。




と同時に、霞んでる遠くの山や空を見ると、この時期特融の花粉や黄砂がきてるなぁと、なんとなく控え気味な浅い呼吸になるのは私だけでしょうか。
それでも、いろいろな生き物たちの命を感じる春。
わたしの中では「調和」という言葉がぴったりきました。
いろいろな命が響き合い、共生し、まあるくひとつの美しい景色をつくりだす。
Mauna Ola (マウナ オラ)も、私が提供しているローカヒ ロミロミ(ローカヒとはハワイ語で調和という意味です。)を通して、そんな世界を創りだすお手伝いをしようと気持ち新たに想う春です。
カラダ・心・魂の調和と、一人ひとりが輝き、それぞれが響き合う世界を。
こう、新たに想いを掲げた理由に、今、ミャンマーで起きていることが大きく私のなかで関係しています。
ちょうど10年前、わたしはミャンマーで看護研修に参加していました。そこで出会ったミャンマーの患者さんや一緒に働き、助けてくれたスタッフは仏教の教えが生活の一部であり、温かく、純粋で人を助けることはあたりまえのひとたちばかり。経済的、環境的には貧しく、きびしくも自分ができることをまわりに与えていました。
いま、ミャンマーでは軍事クーデターが起き、それに対する抗議デモに多くの市民が参加しています。その結果、武器もも持たず、非暴力を貫き通している市民の命が、同じミャンマー人に奪われているという、私にとっては心が引き裂かれ、目も耳も覆いたくなる現実があります。それに対して何もできないことが悔しく、悲しく、腹立たしく、涙がでます。
どうか、あのとき出会ったミャンマーの人たちが無事であるように、一人一人の意思や
価値感が命とともに尊重されるようにと祈ることしかできません。
クーデーターが起きた2月から、モヤモヤと何もできない無力さをずっと抱いていました。
それは今も変わりませんが、ミャンマーの人たちを思い、祈り、今私ができることをするしかありませんね。
少し、個人的な内容になってしまいましたが。
新年度、新たな1年のスタートに皆さんは何を想いますか?
今日もよい1日を送ってくださいね (*´ω`*)
Comments